タクシードライバーはネタの宝庫

タクシーの運転手さんというのは、かなりネタの宝庫です。
話しかけない手はありません。
もっとも運転手さんの方の事情が分かりませんが。
運転手さん別に話を書いていたら、きっとエッセイ集が書けたであろう、と思います。
今からでも遅くはないのですが。
個人的な自分語りから、タクシーならではのお話とかなり幅はありますが、
タクシーならではのお話としては、最近、タクシーの芳香剤が、やけにきつめの事が多いので、苦情と言うことではなく、疑問としてお聞きしてみました。
回答は、どうやら最近のお客さんは、車内のにおいのクレームを多くつけるらしいということ、前の人がスモーカー、きつい香水の人なら、まだしも、特に不潔でもなんでもない、運転手さんの体臭を指摘する人もいるのだそうです。
体臭の指摘に至っては、お客さんのストレス発散としか思えませんが。
このクレームを避けるには、とりあえず、芳香剤を置いておけば、そこから突込みが来ることはない、という意味で置かれているそうです。
しかし、そこを質問されたりするので、やはり客商売は大変ですね。
また、苦情の方向性に流行り廃りが見えますね。においに関して言えば、現在は相当清潔なはず、しかし、世間は香りブームです。
香りのいい柔軟剤が、大売れする世の中、そういった世間の事情をタクシーで感じられるのですね。
また、意外な情報も聞けたりします。
大雪の日、夜間お客様をお迎えに行き、結局、外出自体が取りやめになった話をしてくれた運転手さんがいます。
お客様は大変良い人で、出かけようとしていた距離以上の代金を払ってくれたそうですが、その間も、豪雪は降り続き、タクシーは置き去りにされたそうです。
やはり雪では動かなかったのですね、と思ったのですが、そうではなく、実はタクシーの燃料はガソリンではなく、ガス、つまり専用のスタンドに行かないと、バッテリーチャージ不能、大雪の中、運転が読めない走りをするわけには行かず、置き去りにしたそうです。
この話を聞くまで、普通のガソリン車だと思っていましたが、言われてみれば、ガソリンスタンドにタクシーはいません。
こういった業界小話も聞けるのです。
また今まで乗せたお客さんで1番遠くはどこなのかをお聞きしたら、仙台と言われた人が居ました。
西日本での話です。
こういった場合は、もちろん帰りの運賃をしっかり頂くので、ある意味ありがたいお客さんなのだそうですが、JRの管轄を超えて、走って下さるようです。
今度は、どういったお話が聞けるのか、それが楽しみなタクシー乗車なのです。